日本ハム・矢沢　予定外のプロ2戦目登板で1回無失点　新庄監督今後の“リアル二刀流”器用に色気

交流戦   日本ハム8―2巨人 （ 2023年6月2日    東京D ）

＜巨・日＞9回から登板した矢沢は最後に萩尾を打ち取りガッツポーズ（撮影・篠原岳夫）
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　日本ハムのドラフト1位・矢沢宏太投手（22）がプロ2戦目の登板を果たし、1回を1安打無失点に抑えた。

　8回から左翼の守備で出場すると、6点リードの9回にマウンドに上がる“リアル二刀流”での起用となった。

　簡単に2死を奪った後、丸に左越え二塁打を許すも、最後は同学年の巨人ドラフト2位・萩尾から空振り三振を奪い試合を締めた。

　新庄監督は登板について「実は予定になかった。東京ドームの舞台で投げてくれんか、ということで急きょ用意してもらった」と明かし、内容には「良かった。このまま続けてもらったら今度は外野からマウンドに送って、また（外野に）戻しても面白いかな」と、更なる起用オプションにも言及した。