肩を壊して自暴自棄の村田真一氏を救った巨人ヘッドコーチ　槙原寛己氏「若い子の性格まで知ってる」

槙原寛己氏
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　槙原寛己氏（59）のYouTube「ミスターパーフェクト槙原」に巨人の同期で、長年バッテリーを組んだ村田真一氏（59）が出演。巨人の歴代ヘッドコーチを比較した。

　自身も高橋由伸監督の下、2016年～18年の3年間巨人のヘッドコーチを務めた村田氏は「ヘッドコーチに限らず、コーチは選手に好かれようと思ったら出来ない」と言い切る。

　それでも村田氏が球界の恩人と振り返ったのが、第2次長嶋茂雄政権下の1993年～95年にヘッドコーチを務めた須藤豊氏だった。

　須藤氏が2軍監督だった頃、村田氏は肩を壊して自暴自棄になった。寮の門限を破って「もう野球辞める」と宣言した村田氏に対し、普段は厳しい須藤氏が「米国で手術して失敗したら辞めればいいじゃないか」と諭してくれたという。

　「須藤さんがいなければ野球を続けてなかった」と村田氏は感謝する。

　槙原氏も「2軍監督からヘッドコーチになるのは凄くいいこと。若い子の性格までよく知っているのは大事」と感心した。