栗山監督「本塁打含め普通にぶつかり合えた」 米国とのWBC決勝「適応できるのが日本野球の良さ」

[ 2023年6月2日 13:16 ]

<侍ジャパントップチーム栗山監督退任記者会見>花束を手に、会場に礼する栗山監督(撮影・木村 揚輔) 
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 今年3月に開催された第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で、侍ジャパンを世界一に導いた栗山英樹監督(62)が2日、都内のホテルで退任会見を開いた。

 栗山監督は日本野球の良さについて「今回戦いながら思っていたのは、先輩方が作ってくれたきめの細かい、きちんと野球をやりきる。トレーニング方法だったり、練習方法だったり、技術だったりは元々、世界に誇れると思っていたが、世界のいろんな技術や力があってもそこに適応できるのが日本野球の良さと思っている」と適応力をあげた。

 そして「結果論ですけど最終的に(決勝戦を)アメリカでアメリカとやって、ホームラン含めて普通にぶつかり合えた。アメリカからするとベストメンバーでないと言われちゃうかもしれませんが、あれだけのメンバーの中で普通にぶつかり合えた」と互角の勝負ができたと振り返り「これは子どもたちが見ていて日本の誇れるもの、日本に生まれて良かったと思ってくれてるんじゃないかと勝手に思っているので、先輩方が作ってくれたものがさらに日本野球も進化し始めていると。それが今回の形であり、それが日本野球の良さ」と語った。

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