巨人・原監督 5回5失点の横川「いい材料を何か一言、二言、言いたいけど…言葉が見つかりませんね」

[ 2023年6月2日 21:38 ]

セ・リーグ   巨人2―8日本ハム ( 2023年6月2日    東京D )

<巨・日>4回、ベンチに戻る横川(左)と原監督 (撮影・白鳥 佳樹)
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 巨人が日本ハムとの交流戦2カード目初戦を落とし連勝ストップ。再び借金1となった。

 この日、左打者が8人並ぶ“サブマリン対策オーダー”で挑んだ原辰徳監督(64)は、11安打を放ちながらも2点止まりだった打線について「見ての通りだね」と淡々。

 そして先発の横川については「非常に伸び盛りの選手ですけどね。今日はいい材料を何か一言、二言、言いたいけど、なかなか言葉が見つかりませんね」と声を絞り出した。ここまで順調に階段を上がってきた22歳左腕。継続の難しさを問われると指揮官は「それがやっぱりプロだもんね」と今後の奮起に期待を込めた。

 横川の立ち上がりは悪くなかった。丁寧な投球で3回まで3安打無失点。しかし、先制点をもらった直後の4回に万波、マルティネスに連続二塁打を打たれ同点に追いつかれた。さらに上川畑に勝ち越しの右前打、この日プロ打席に立った鈴木健の遊ゴロの間に失点し、この回3失点と逆転を許した。

 続く5回には2死から万波に3安打目となる左前打を打たれ出塁を許すと、5番・マルティネスにも3安打目となる7号2ランを浴びた。打たれた瞬間の一発にマウンド上で悔しそうな表情を浮かべ汗を拭った。結局、中軸“マンマル”コンビだけで6安打を許し、5回9安打5失点。「粘り切れず悔しいです」と肩を落とした。

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