中日の今季初3カード連続勝ち越し呼んだ高橋周「初球から、いこうと思っていた」

[ 2023年6月2日 06:00 ]

交流戦   中日6―5ソフトバンク ( 2023年6月1日    ペイペイD )

<ソ・中>8回、適時二塁打放つ高橋周(撮影・岡田 丈靖)
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 2連勝&今季初の3カード連続勝ち越しに導いたのは、中日の生え抜き巧打者だった。7回の三塁守備から入った高橋周が、直後の打席で応えた。5―5の8回2死一塁、1ボールからの2球目、津森の外角直球を捉え左中間へ決勝二塁打だ。

 「素直にうれしい。見ていっても仕方ないので、初球から、いこうと思っていました」

 若手の台頭もあり出場機会に恵まれない中で、4月29日のDeNA戦以来の安打を最高の形で放った。ソフトバンク戦3年連続勝ち越しの立役者に、立浪監督も「一番いいところで打ってくれましたね」と賛辞を贈った。

 「いい形で勝てたので、また明日勝てるように」と高橋周。4位・巨人と5・5ゲーム差と開きはあるが、少しずつ風向きが変わってきた。(湯澤 涼)

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