オリ・茶野プロ1号が満塁弾 育成出身新人ではプロ野球史上初 中嶋監督に「使ってもらって感謝」

[ 2023年6月2日 05:45 ]

交流戦   オリックス9―2広島 ( 2023年6月1日    京セラD )

<オ・広>プロ初ホームランのボールを手に5勝目を上げた山下とポーズを決める茶野(左)(撮影・後藤 正志)
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 オリックス・山下の5連勝と中嶋監督の200勝を強力援護したのが茶野だった。まずは0―1の5回2死満塁で決勝の中前逆転2点打。8回2死満塁ではプロ初本塁打をグランドスラムで決めた。

 「凄い、うれしかったというか、あんまり覚えてないんですけど。でも、ホームランを打ちたかったんで、良かった」

 普段はチャンスメークする側のルーキーが3安打6打点の大暴れ。プロ1号が満塁弾となったのは球団新人では12年川端以来11年ぶり。育成ドラフト出身の新人ではプロ野球史上初となった。開幕前に育成から支配下登録され、開幕戦でもスタメン起用してくれた指揮官には「育成入団して、技術も拙い選手を開幕で使ってもらったのは、本当に感謝しかない」と改めて強調した。

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