関大がリーグ29年ぶり3度目の2者連発などで快勝 リーグ戦初本塁打の富山雄正「いい感触があった」

[ 2023年4月30日 17:28 ]

関西学生野球春季リーグ第5節3回戦   関大6―2立命大 ( 2023年4月30日    ほっともっと神戸 )

<立命大・関大>3回にリーグ29年ぶり3度目となる2者連続本塁打を放った関大の富山雄正(右)と藤原太郎はハートポーズ
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 関大は勝ち点2で並んでいた立命大との首位対決を制し、優勝へ前進した。

 3年生コンビがリーグ史上29年ぶり3度目の2者連続本塁打で勝利に貢献した。3―0の3回無死一塁から富山雄正がバックスクリーンへリーグ戦初アーチ。「直球を狙っていた。いい感触があった」。この一発で立命大のエース右腕・谷脇弘起をKOすると、代わった荒井豪太から藤原太郎も右越えソロで続いた。

 「欲を出さずに自分のスイングをしようと心がけました」
 2者連発は、1994年春に近大が同大2回戦の3回に記録して以来だった。
 チームは昨年の春秋リーグ戦で本塁打がなかった。早瀬万豊監督は「富山は長打を期待できるが、それなりの力がないとあそこまで運べない」と驚きを隠さない。エース左腕の金丸夢斗が右膝の違和感を訴え5回途中で降板したのは不安材料だが、活発な打線がカバーして頂点へ突き進む。

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2023年4月30日のニュース