月間MVP受賞オリックス4番・吉田正「平常心を心がけた」　自身6度目　9月は打率・413、7本塁打

＜山本、吉田正　9、10月「大樹生命月間MVP賞」＞　月間MVPを受賞し、ガッツポーズを決める山本（左）と吉田正　　

　パ・リーグ9月の月間MVP打者部門を受賞したオリックスの4番・吉田正尚外野手（29）は「うれしいです。1打席、1球1球、平常心というか自分のスイングを心がけて入っていた」と喜びを語った。

　月間MVPは6度目の受賞。9月は打率・413、7本塁打、23打点を活躍し、10月2日の楽天との最終戦でマジックが点灯しないままの逆転優勝へチームを引っ張った。「9月は少しトップを深く取って、足のスタンスをスクエア気味にまっすぐに構えて、それがうまくはまった」と前向きに改良を重ねたことが数字につながった、と強調した。

　エース山本とのダブル受賞に「数字が物語っている。注目されている中で結果を出すのは素晴らしい」と最高評価。最後の勝負はヤクルトとの日本シリーズ。「連覇と日本一を目標に掲げてきた。ひとつクリアできたので、あとは日本一」と気合いを入れていた。