エンゼルス・大谷翔平が帰国「個人的にはいいシーズンだった」 来春WBC出場は「まだ決断していない」

[ 2022年10月18日 19:43 ]

帰国し会見する大谷(撮影・会津 智海)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(28)が18日、日本航空機で米国から帰国した。羽田空港第3ターミナルに隣接する会見場で取材に応じた。

 今季は1918年のベーブ・ルース以来、104年ぶりに「2桁本塁打(34)&2桁勝利(15)」を達成。史上初めて投打で「規定」にダブル到達する快挙を成し遂げた。レギュラーシーズン終了から約2週間が経過。メジャーはポストシーズンが白熱している中での帰国に「向こうではシーズン終わって、もうしばらく経っている。またここから来年に向けて頑張っていきたい」と来季を見据えて意気込み。「去年に引き続き個人的にはいいシーズンだったと思う。また来年に向けていい目標を持って頑張りたいと思う。まだ向こうではポストシーズンを戦っているので、来年はなるべく長く試合ができるように頑張りたい」と振り返った。

 ア・リーグ新記録の62本塁打を放ったヤンキースのアーロン・ジャッジとのMVP争いが注目されていることには、「候補に挙げてもらえるだけ幸せですし、それだけいいシーズン送れたというのは自信になる」と大谷。

 初出場が期待される来年3月開催のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)にも言及。これまでも出場に前向きな姿勢を示し、日本ハム時代の恩師である侍ジャパンの栗山英樹監督も大谷ら日本人大リーガーの出場を熱望しているが、「向こうでは一度、栗山監督に会って話はしたので。まだ決断はしていないですけど、日本に帰ってきてまたゆっくり考えたいと思います」。栗山監督から「一緒に野球をしたい」との言葉をもらい「そこだけでうれしい」としつつも、「時期が時期なので、まずはいい状態をオフシーズン長く続けられるように。そこがあって最終的に出るか出ないかは決めたいと思います」と語った。

 WBCへの思いを問われ、「前回は足首のケガもあってタイミングが合わなかった。やはりいい状態でコンディションが整っていないと時期的に難しいと思う。出たいなという思いは日本の時からずっと持っていたし、いつかそういう大会で日の丸を背負って戦いたいという気持ちは持っていたので、前向きには捉えています」と改めて前向きな気持ちを口にした大谷。出場決断の時期については「いつまでというのはない」とし、「いい状態でまずはコンディションを整えられるかどうかが一番大事ですし、その先でもちろん遅れれば遅れるほどメンバーの選考にも影響してくるので、なるべく早い段階では決めたいなと思います。時期的なことも含めてまた考えたい」と続けた。

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