慶大、4年生の力で首位浮上 早慶戦で勝ち点挙げれば完全優勝

[ 2022年10月18日 04:00 ]

東京六大学野球第6週最終日   慶大7-0明大 ( 2022年10月17日    神宮 )

<慶大・明大>試合に勝利し、歓喜の山本(中央)ら慶大ナイン(撮影・河野 光希)
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 3回戦1試合が行われた。1勝1敗で迎えた慶大は、ともに今秋ドラフト候補の増居翔太投手(4年)と、橋本達弥投手(4年)の完封リレーで7―0で明大に快勝。勝ち点4とし首位に浮上した。11月5日からの早慶戦で勝ち点を挙げれば、完全優勝となる。

 慶大は頼もしい4年生が完封リレーだ。先発・増居は、15日の1回戦から中1日の登板も「初回から一人一人打ち取ることを意識した」と5回2/3を無失点で今秋6勝目。6回2死満塁でバトンを受けた2番手の橋本達は、空振り三振でピンチを脱出すると、3連投の疲れも見せず3回1/3を完全投球で締めた。「今秋は一番投げているのが増居。頑張りに応えたかった」。今秋は8試合で防御率0・52と安定感抜群。単独首位に浮上し「優勝に近づく1勝。勝ちきれてよかった」と声を弾ませた。

 ▼明大・村松主将(零敗に)自分たちの野球ができなかったのが全て。少ないチャンスで試合を動かせなかった。

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2022年10月18日のニュース