オリックス・ラオウ神宮に初降臨 22日開幕日本Sへ意気込み「今年こそ勝ってMVP」

[ 2022年10月18日 05:00 ]

守備練習をする杉本(撮影・平嶋 理子)
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 ラオウがプロ7年目で神宮に初めて降臨する。22日開幕の日本シリーズに向けオリックスが17日、京セラドームで練習を再開。昨年の同シリーズ優秀選手・杉本裕太郎外野手(31)も調整に務めた。遅咲きの大砲にとって、神宮は今回が初参戦。「今年こそ勝って賞をもらえるようにしたい」とMVPにも意欲を示した。

 6戦を戦った昨年のシリーズでは24打数7安打で打率・292。3戦目に小川から同点2ラン、5戦目には原から同点適時打。だが、明治神宮大会と日程が重なり、セ本拠地試合は東京ドームでの開催だった。1軍定着が遅かったこともあり、プロでは交流戦も含めて神宮での打席はゼロのまま。「初めての球場ですから」と気持ちを引き締めた。

 それでも青学大では東都1部で通算9本塁打と大暴れ。2年秋の日大戦ではサイクル安打を記録。4年時には2年下の吉田正とクリーンアップを組んだ思い出の地だ。「難しい球は打てないんで、甘い球を一発で仕留めるよう、大振りせずにいければ」と日本一への貢献を誓った。(鈴木 光)

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