東都 亜大のドラフト候補・青山が意地の完封 上位指名を信じ運命の日を待つ

[ 2022年10月18日 19:59 ]

東都大学野球第5週第1日   亜大3―0国学院大 ( 2022年10月18日    神宮 )

<国学院大・亜大>8回、2死満塁のピンチをしのいで吠える亜大・青山(撮影・篠原岳夫)
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 ドラフト候補の亜大・青山美夏人(みなと、横浜隼人)が熱投145球で、意地の完封勝利を飾った。国学院を散発4安打、12奪三振に牛耳る力投。8回は3四死球で2死満塁としながら「強気で投げた。スタミナは大学で鍛えたので疲れは感じなかった」と笑った。同じドラフト候補生で遊撃を守る田中幹也(東海大菅生)から「深呼吸」と肩で息するジェスチャーも効果絶大だった。

 今春は6勝無敗でリーグ3冠に輝きながら、今秋は腕が横振りになるなどフォームを崩して3勝を挙げながら3敗。それでも20日に行われるドラフト会議を見据えた生田勉監督の激励が効いた。「今日、打たれたらプロには行けないよ。きちんと結果を出した人がいく世界だから」。幾多の名選手をプロに送り出した指導者の言葉を改めてかみしめた。

 快投を演じたエースは上位指名を信じ、運命の日を待つ。

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2022年10月18日のニュース