【帰国大谷と一問一答】WBCへ日の丸への思い 必要なら中継ぎやクローザーも「こだわりない」

[ 2022年10月18日 20:52 ]

帰国し質問に答える大谷(撮影・会津 智海)
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エンゼルスの大谷翔平投手(28)が18日、日本航空機で米国から帰国した。羽田空港第3ターミナルに隣接する会見場で取材に応じた。

 今季は1918年のベーブ・ルース以来、104年ぶりに「2桁本塁打(34)&2桁勝利(15)」を達成。史上初めて投打で「規定」にダブル到達する快挙を成し遂げた。来年3月に開催されるWBCでは文字通り投打の柱として期待され、出場についての明言こそしなかったものの、改めて前向きな姿勢を示した。主な一問一答は以下の通り。

 ――来年3月のWBCで侍ジャパンの一員として期待されている。
 「時期が時期なのでまずはいい状態をオフシーズン長く続けられるように。そこがあって最終的に出るか出ないかは決めたいと思います」

 ――WBCという大会についての思い。
「前回は足首のケガもあってタイミングが合わなかった。やはりいい状態でコンディションが整っていないと時期的に難しいと思う。出たいなという思いは日本の時からずっと持っていたし、いつかそういう大会で日の丸を背負って戦いたいという気持ちは持っていたので、前向きには捉えています」

 ――出るなら二刀流が前提?
 「打撃に関しては時期を含めて問題ないと思う。投球の方ですよね、その時期から100球、120球投げるというわけにもいかないですし、それはどの国も一緒。どういう起用の仕方を考えているのかも含めて、話してみないと分からないことかなと思います」

 ――投手なら早い時期からやらないといけない?
 「時期的にスプリングトレーニングが始まって、1週間、1週間弱ちょっとぐらい経過して、ライブBPで2イニングぐらい投げている感じだと思うので。球数にしたら40球ぐらい投げていると思うので。そこをもし先発で投げるのであれば60、70球ぐらいまで投げられるように仕上げないといけない。先発じゃなくていいと言うなら、そこまで早める必要もない」

 ――東京ドームでの1次ラウンドから出る選択肢は?
「それも含めてですね。先発で投げるのか、中継ぎで投げるのか、クローザーで投げるのか。例えば1次ラウンドはバッティングだけでいいというのなら、また違う。話してもいないので、これからかなと思います。中継ぎ、クローザー、球数が例年通りの感じであれば早める必要ないですし、先発でいってほしいというのであれば60、70球投げなきゃいけないのでその分ペースアップ、早めの段階で仕上げないといけないと思います」

 ――中継ぎ、クローザーのは経験ないが、前向きに全部の可能性を考えてイメージしている?
 「短期決戦なので、先発がどうのこうのとか、そういうところでこだわりは特にないかなと思います」

 ――必要ならクローザーもできる?
「さすがに先発で使うと言われていてそうなると心の準備というか、シーズン中戦ってきて最後のポストシーズンでそうなるのとはわけが違うので。時期的なことも含めて、ある程度想定通りのことでないと難しいかなと思いますけど」

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