巨人は1安打零敗で3連敗 シーズン2度の1安打零敗は43年ぶりの屈辱 打者27人で終わる

[ 2022年6月8日 20:21 ]

交流戦   巨人0―3西武 ( 2022年6月8日    ベルーナD )

<西・巨>8回、空振り三振に倒れ、ベンチに引き揚げる岡本和。右はうつむく原監督(撮影・河野 光希)
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 巨人は8日、西武とベルーナドームで対戦。西武先発の与座海人投手(26)の前に6回までパーフェクトに封じられるなど、打線が沈黙。完全試合こそ逃れたが、打者27人での零敗で3連敗となった。

 打順を大幅に入れ替えて臨んだ一戦。5月17日の広島戦から3番に入っていた吉川尚を1番に、2番には打率・333と売り出し中の増田陸が初めて入り、5月12日のDeNA戦から1番に定着していた丸を3番に据えた。しかし、6回まで与座の緩急の前にタイミングを合わせることができず、1人の走者も出せない。7回にようやく先頭の吉川がカウント1ボール2ストライクと追い込まれながら、5球目のチェンジアップを中前へ運んだ。しかし、増田陸が中飛、丸が二ゴロ併殺で二塁すら踏めなかった。8回は平良、9回は増田の前に3者凡退に終わった。

 先発のシューメーカーも3回に3点を失うなど、6回3失点。中継ぎ陣は無失点でつないだが、5月5日広島戦(マツダ)以来の今季最少タイの1安打では勝てない。今季3度目の零敗だが、シーズン2度の1安打零敗は、79年に3度喫して以来、43年ぶりの屈辱。交流戦は通算6勝8敗となった。

 ▼巨人・原監督 まあ分かりやすいというか、もう少しやっぱり、点取りゲームだからね。点取りゲームには負けたということですね。(シューメーカーは)だいぶコンディションは上がりつつあるという感じに見えますね。(打順入れ替えは)いろいろ模索しながらね、まあなんせ若いチームだから、いろいろみんなで力を合わせてということですね。

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