西武6月初勝利!!若林V打で3三振見返した「ファンがタオルを掲げるのが恥ずかしくないプレーを」

[ 2022年6月8日 05:30 ]

交流戦   西武9―4巨人 ( 2022年6月7日    ベルーナD )

<西・巨>6回、逆転適時打を放った若林はガッツポーズで喜びを爆発(撮影・尾崎 有希)
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 ヘルメットからのぞく長髪は「獅子のたてがみ」のようだ。西武・若林はどう猛に初球を狙い、チームを「6月初勝利」に導いた。

 2―4の6回に1点を返して、なお満塁。5回まで3打数3三振で「みんな、また三振すると思っている。初球から一番いいスイングをしよう」と誓って打席に入った。鍬原の初球を右前に運び逆転の2点適時打。5月31日に左膝前十字じん帯損傷から約1年ぶりに復帰後、初の本拠地試合でお立ち台では自然と目に涙がたまった。

 茶色だった髪を黒色に染め「気分転換。汚い色になっていたので変えた。キャラクターは大事なので」と説明した。この日、球場では自身の応援タオルの販売が開始。両手で掲げるファンの姿を確認し「ファンの方がタオルを掲げるのが恥ずかしくないプレーをしたい」と強く誓った。

 8回に森が1号2ランを放つなど打線がつながって連敗を5で止めた。試合直後、駒大の先輩であるDeNA・今永の無安打無得点試合達成を知ると「今永さん、凄いですね」と目を輝かせていた。(神田 佑)

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