西武・与座惜しい! 7回1安打無失点で4勝目の権利 6回まで完全も7回に吉川に中前打を打たれる

[ 2022年6月8日 20:11 ]

交流戦   西武─巨人 ( 2022年6月8日    ベルーナD )

<西・巨>4回、一ゴロに倒れる吉川。投手・与座(撮影・河野 光希)
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 西武先発の与座海人投手(26)が8日の巨人戦に先発し、7回1安打無失点の快投。4勝目の権利を得て、2番手の平良にバトンをつないだ。

 巨人戦は中継ぎでの登板はあるが、先発は初めて。巨人は打順を大幅に入れ替え、5月17日の広島戦から3番に入っていた吉川尚を1番に、2番には打率・333と売り出し中の増田陸が入り、5月12日のDeNA戦から1番に定着していた丸を3番に据えたが、その打線を相手にしても、持ち前の緩急を軸に的を絞らせない。2回先頭の岡本和の打球は右翼後方を襲ったが、右翼手の若林がフェンスに激突しながら好捕。バックも与座を盛り立てた。

 6回までパーフェクト投球を続け、7回先頭の吉川に中前打を打たれ、快挙は逃したが、後続を中飛、二ゴロ併殺に打ち取り、7回を打者21人で投げ切った。吉川の安打の際には本拠地に駆け付けたファンから拍手がおくられるなど、球場も快投を後押しした。

 打線も与座を援護。3回に1死一、二塁からオグレディの左前打で先制すると、続く1死二、三塁から外崎が投前をスコイズを決め、さらに2死一、三塁から重盗でオグレディが生還。この3点のリードを守った。

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