名城大が2年連続8強 今秋ドラフト候補の捕手・野口が盗塁を3刺殺 全日本大学野球

[ 2022年6月8日 18:20 ]

全日本大学野球選手権2回戦   名城大1―0近大工学部 ( 2022年6月8日    東京D )

全日本大学野球選手権<近畿大工学部・名城大>6回、河田の適時打で生還した多和田(背番号9)を迎える名城大ナイン(撮影・小深田 悠)
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 名城大(愛知大学)が2年連続の8強入り。6回2死一、三塁で「5番中堅」の河田隆博(3年=星城)が左前適時打を放ち挙げた1点を守り抜いた。

 今秋ドラフト候補で「4番捕手」の野口泰司(4年=栄徳)は2打数無安打も、盗塁を3刺殺。同候補で近大工学部の同じ「4番捕手」の石伊雄太(4年=近大高専)が6回に盗塁を刺そうとした際、悪送球でピンチを広げ、得点を奪われたのとは対照的だった。

 昨年12月の大学全日本代表候補合宿にそろって招集され、野口は石伊から受けた「投手への返球で、球の回転を意識する」というスローイングのアドバイスを今も大切にしている。“恩返し”を果たし、あす9日の亜大との準々決勝へ向け「4番としての仕事を果たせるように頑張りたい」と決意を述べた。

 安江均監督は「亜大さんはチームをつくる上で、常に勉強にさせてもらっている。胸を借りるつもりで名門に勝って、新しい歴史を刻みたい」と息巻いた。

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