脳梗塞で入院のDeNA石井琢朗コーチ「意識もあり会話もできています。ご安心ください」 本人が病状報告

[ 2022年6月8日 15:22 ]

DeNA・石井琢朗コーチ
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 左小脳梗塞と診断され、札幌市内の病院に入院しているDeNAの石井琢朗野手総合コーチ(51)が球団による入院発表から一夜明けた8日午前、自身が代表を務める会社のツイッターを更新。病状を報告した。

 「ご心配をおかけし、申し訳ございません」と書き出した石井コーチは「まだ検査は続きますが、意識もあり会話もできています。ご安心ください」と報告。さらに7日の日本ハム戦(札幌D)で球団52年ぶりのノーヒットノーランを達成した今永昇太投手(28)へ向けて「今永選手!ノーヒットノーラン達成おめでとうございます。チームの勝利がいちばんの良薬です!」とつづった。

 石井コーチは7日からの日本ハム3連戦(札幌D)に備えて6日に羽田空港から新千歳空港に到着。チーム宿舎となる札幌市内のホテルへ移動中に体調不良を訴えて病院で診察を受け「左小脳梗塞」と診断され、入院した。

 DeNAでは斎藤隆チーフ投手コーチ(52)も沖縄・宜野湾キャンプ中だった2月に体調不良を訴え、2月19日に沖縄県内の病院へ検査入院。今回の石井コーチと同じ「小脳梗塞」と診断されている。

 石井コーチ、斎藤コーチとも横浜(現DeNA)が1998年に38年ぶりのセ・リーグ優勝と日本一を達成した時に主力選手で、石井コーチは広島、ヤクルト、巨人でのコーチを経て今季から14年ぶりに古巣復帰。斎藤コーチもヤクルトのコーチを経て今季から古巣に17年ぶりに復帰していた。

 ▽脳梗塞 脳の血管が詰まって血液の流れが滞り、酸素欠乏や栄養不足で脳細胞が壊死(えし)する病気。手足の運動障害や意識、言語障害などの症状がある。再発しやすいとも言われ、血液の固まりを溶かす薬を服用し、血液の流れを回復させる血栓溶解療法が主流。

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2022年6月8日のニュース