巨人・原監督「点取りゲームに負けたということ」 シーズン2度の1安打零敗は43年ぶり屈辱

[ 2022年6月8日 21:00 ]

交流戦   巨人0―3西武 ( 2022年6月8日    ベルーナD )

<西・巨>険しい表情の原監督(撮影・尾崎 有希)
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 巨人は8日、西武とベルーナドームで対戦。西武先発の与座海人投手(26)の前に6回までパーフェクトに封じられるなど、打線が沈黙。完全試合こそ逃れたが、打者27人での零敗で3連敗となった。

 7回先頭の吉川が中前打を放った1安打で二塁すら踏めない完敗に、原辰徳監督は「まあ分かりやすいというか、もう少しやっぱり、点取りゲームだからね。点取りゲームには負けたということですね」とサバサバした表情で語った。

 打順を大幅に入れ替えて臨んだ一戦。5月17日の広島戦から3番に入っていた吉川尚を1番に、2番には打率・333と売り出し中の増田陸が初めて入り、5月12日のDeNA戦から1番に定着していた丸を3番に据え、4番・岡本和の後ろにはウォーカーを置いた。この打線組替えについては「いろいろ模索しながらね、まあなんせ若いチームだから、いろいろみんなで力を合わせてということですね」と語った。

 5月5日広島戦(マツダ)以来の今季最少タイの1安打では、指揮官が采配をふるう場面もなかった。今季3度目の零敗だが、シーズン2度の1安打零敗は、79年に3度喫して以来、43年ぶりの屈辱。交流戦は通算6勝8敗となった。

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