エンゼルスがマドン監督解任 今季一時首位も同一年ワースト12連敗の大失速、大谷の二刀流サポート

[ 2022年6月8日 05:39 ]

解任されたエンゼルス・マドン監督(右)と後任の代行監督のネビンコーチ(撮影・篠原岳夫)
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 大谷翔平投手(27)が所属するエンゼルスは7日(日本時間8日)、ジョー・マドン監督(68)の解任を発表した。フィル・ネビン三塁ベースコーチ(51)が代行監督を務める。エンゼルスは今季一時首位を快走していたが失速、5月25日から前日まで同一年ワーストタイの12連敗を喫し、ここまで27勝29敗としている。

 2016年にカブスを108年ぶりのワールドシリーズ制覇に導いたマドン氏は20年からエンゼルスを指揮。豊富な経験と常識にとらわれない采配で大谷の「二刀流」をサポートしてきた。

 エンゼルスは88年9月19日のブルワーズ戦から10月2日のツインズ戦にかけて12連敗で終え、翌89年の4月4日のホワイトソックスとの開幕戦にも敗れ、シーズンをまたぐと13連敗が球団最長。6日までの同一シーズン12連敗は88年に並ぶ最長記録となった。なお、1901年以降の大リーグで12連敗以上を喫してプレーオフに進出したチームは過去にない。

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