里崎智也氏 賛否呼んだ“8回完全”朗希の降板、ベンチは「球数がきたから交代させただけ」

[ 2022年4月18日 11:31 ]

里崎智也氏
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 元ロッテで野球評論家の里崎智也氏(45)が18日、フジテレビ「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に生出演。プロ野球千葉ロッテマリーンズ・佐々木朗希投手(20)が17日の日本ハム戦で8回まで完全投球するも降板したことにコメントした。

 10日のオリックス戦でプロ野球28年ぶりの完全試合を達成した佐々木投手は、17日の日本ハム戦でも8回まで走者を1人も許さず、14三振を奪う快投。試合は0―0のまま9回に突入し、ロッテ・井口監督は交代を決断。2試合連続で完全試合や無安打無得点試合を達成すればプロ野球史上初の快挙だったが、8回102球でマウンドを降りた。

 17日の試合を生中継したテレビ東京で解説を務めた里崎氏。「球場にいましたけど、歴史的なことがまた起こるのかと思って。独特な空気感でしたね」と振り返り、佐々木投手の様子については「ベンチで下を向く感じは終盤多かった。前回の完全試合に比べると調子は悪かった。逆球とか抜けたりする球も多かった」と話した。

 賛否が飛び交った佐々木投手の降板。「ことし佐々木投手の一番の課題は、中6日のローテーションを守って1年間投げ続けること。ベンチはどうしたら実現できるのかと考えたときに、1試合の投球数を100球前後にして中6日を守らせようと。だから、ベンチはその通り球数がきたから交代させただけ」と説明し「ルールとしては簡単な決断。でも、1試合で見たらいろんな思いがある判断だったと思います」と語った。

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