斉藤コミッショナー「後遺症について選手アンケートで分析」 新型コロナウイルス対策連絡会議

[ 2022年4月18日 12:39 ]

斉藤コミッショナー
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 プロ野球の斉藤惇コミッショナーは18日、Jリーグと合同の「新型コロナ対策連絡会議」に出席後、後遺症について選手アンケートを行いつつ、ワクチン接種の「効果とリスク」について、専門家チームから詳細な説明を受けたと明かした。

 プロ野球は楽天、DeNA、オリックスに多数の新型コロナウイルス陽性者が出たため、計9試合の延期に踏み切らざるを得なかった。斉藤コミッショナーはデルタ株と比べ、感染力の強いオミクロン株の特性が原因の1つとした上で、陽性者の後遺症についても言及。「きょうは後遺症が非常に厳しいのではないかという話も承った。後日に後遺症が出て選手生命にも影響するかも知れないとなると“効果とリスク”という問題も出てくる。やはり3回目の注射(ワクチン)を打っていると一般的に重症化はあまりない。最終的には“リスクと効果”という話になる」と発言。今後は各球団を通じ、選手へ後遺症などに関するアンケートを実施し、分析したい意向を明かした。

 三鴨廣繁教授(愛知医科大)も「やはりワクチンを確実に受けていくことが重要であることは言うまでもない。ただ一部の選手は不安があるため、シーズン後に受ける方が少なからず存在する。そういう方に少しでも不安を取り除いていただくことが重要」と話した。

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2022年4月18日のニュース