パ・リーグの「異変」 極端な投高打低 佐々木朗希の防御率1・16もリーグ7位 0点台が6人

[ 2022年4月18日 20:36 ]

意外にも?現在、防御率7位のロッテ・佐々木朗希
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 プロ野球は開幕から3週間が経過。特にパ・リーグで極端な「投高打低」の傾向が顕著になっている。

 投手の防御率を見ると、1位のロメロ(ロ)の0・45を筆頭に、防御率0点台の投手が6人もいる。史上最年少での完全試合を達成し、17日の日本ハム戦も8回パーフェクトの佐々木朗(ロ)は防御率1・16だが、防御率0点台の壁に阻まれて7位だ。

 対する打率は3割以上がわずか5人。逆に規定打席に到達している中で打率1割台の選手が9人もいる。

 チーム成績にも「投高打低」は表れている。チーム防御率1位はロッテの1・97。チーム成績で1点台というのはあまり例がない。一方でチーム打率ワーストはオリックスの・194。チーム打率1割台も、あまり見ない数字だ。ちなみにセ・リーグのチーム打率ワーストは阪神の・220。これと比べてもオリックスの数字がいかに低いかが分かる。

 セ・リーグと比較すると、防御率2点以内の投手がパ・リーグの10人に対してセ・リーグは5人。3割以上の打者もセ・リーグは8人とパ・リーグよりも多く、やはり今回の「異変」は特にパ・リーグで顕著と言えそうだ。

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2022年4月18日のニュース