阪神・平田2軍監督 1軍小幡の守備「もっともっとクローズアップしてほしい。でも俺に言わせたら普通」

[ 2022年4月18日 05:30 ]

阪神・平田勝男2軍監督
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 阪神の2軍は17日、ウエスタン・リーグのソフトバンク戦(筑後)が新型コロナウイルスの影響で中止になったことを受け、鳴尾浜でシート打撃を実施した。以下は、練習後の平田監督一問一答。

 
 ――背中の張りから高寺が練習に復帰。
 「高寺はきょうすべてのメニューもこなして、大丈夫やね。明日の状態見て、火曜日からのゲームは出られるかなという感じやな」

 ――安打性のあたりも出ていた。
 「ずっと試合も出ていたし、疲れもたまっていたところだったので。ちょうど疲れもとれてよかったのかもしれん」
 
 ――シート打撃に登板したケラーはどう見えた?
 「最後の高寺を三振に取ったカーブかな。左打者の膝元の。ああいうところを有効に決め球として使っていけばいい。真っすぐは前に飛んでないんでね。そういうところを感じて欲しいよね」
 
 ――2軍に来たときに比べたら状態は上がっている。
 「うん。落ち着いてるやん。ウィルカーソンもこうやって環境に慣れて。遠征にもケラーは意欲的についてきてくれて、これからまだ調子が上がってくると思うよ」

 ――原口は火曜日からの広島戦に復帰?
 「原口、陽川は次から出場OKやね」

 ――野手もギリギリだっただけに大きい。
 「まあ、9人いれば、全員が出られて試合に出たいヤツらばかりだから、若いのは。原口と陽川が復帰できることに越したことはないけど、1軍の戦力も含めてね。これからどういうことがあるかわからんし、そういう意味ではよかった」

 ――1軍の話になるが、小幡の守備はどう見ている?
 「普通。小幡の守備力からしてなんの驚くこともない」

 ――きょうのノックでも遠藤に前に出ろとおっしゃっていたが、鳴尾浜でやっていた成果が出た。
 「それはこっちでやってきた、田中(内野守備走塁)コーチが厳しくノックを朝早くから早出でやらせてやってるので、普通だよ!そりゃゲッツーとって、試合の流れを断ち切ったりしてるけど、何にも驚くことはないよ。普通。1軍の内野手で。ただやはり守りの大事さというのは、小幡がいま頑張って、こうやって僅差のゲームを拾うっていうのは陰の立役者だと思うよ。もっともっとクローズアップしてほしい。でも、俺に言わせたら普通よ。普通だけど、それを普通にできる。当たり前を当たり前にやっているのが、いいっちゅうだけの話よ。やっぱりジャイアンツはミスが出ているから、この二つ落としているわけやん。その差よ。これを、当たり前を当たり前にやっているというところは評価してもいいけど…普通」

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2022年4月18日のニュース