阪神“ガ～ン”ケルまたまた被弾　勝てない開幕3連敗「リードを守ることができずに悔しいよ」

セ・リーグ   阪神1ー3巨人 （ 2022年4月17日    甲子園 ）

＜神・巨＞4回、ウォーカーに逆転3ランを浴び、ガックリのガンケル（撮影・椎名　航）
Photo By スポニチ

　またも一発に泣いた。昨年9勝をマークした阪神・ガンケルが勝てない。4回2死一、二塁。ウォーカーへの4球目、143キロの変化球が内角に甘く入った。中堅・近本の頭上を軽々と越える逆転3ラン。丸への四球に続いてボールが先行したことが命取りになった。

　「味方が取ってくれたリードを守ることができずに悔しいよ。四球のあとに、甘く入ってホームランを打たれたことが課題だと思っている」。3日の巨人戦では初回に中田に満塁弾され、10日の広島戦ではマクブルームに決勝ソロを浴びた。3試合連続被弾で、全失点がそのひと振りによるもの。昨年は10試合に先発し、7勝無敗だったデーゲームをまだモノにできていない。5回3失点で開幕3連敗。「次回までに何とか修正する」と一発病克服を誓った。（鈴木　光）