テレ東 “完全試合男”ロッテ朗希の次戦登板緊急生中継発表 17日午後2時から日本ハム戦

[ 2022年4月15日 13:11 ]

完全試合を達成したロッテの佐々木朗希
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 テレビ東京は15日、10日に完全試合を達成したロッテ・佐々木朗希投手(20)が登板予定の17日・日本ハム戦(午後2時、ZOZOマリン)を緊急生中継すると発表した。

 10日は地上波の放送がなく、偉業の「視聴難民」が続出。同局は完全試合達成を受けて球団側と交渉し、地上波とBSで放送権を獲得した。17日には「朗希カメラ」6台を設けるなど総力を挙げてファンの期待に応える。佐々木朗は今季開幕から23連続イニング奪三振中。2020年にオリックス・山本由伸が記録した日本人投手の連続イニング奪三振記録「25」の更新にも期待がかかっている。

 地上波は午後4時まで生中継。BSテレ東ではサブチャンネルで午後2時から放送を開始し、最大で同6時55分まで延長中継する。球団提供の映像に加えて自前でセンター側、ネット裏、一塁側など「朗希カメラ」を6台設け、あらゆる角度から伝える。解説は元ヤクルトの五十嵐亮太氏(42)と、元ロッテの里崎智也氏(45)。実況は同局スポーツ中継のエース、植草朋樹アナウンサー(56)が担当する。

 スポーツ局野球中継プロデューサーの横田栄治氏は「『完全試合』はまだ佐々木朗希投手の序章に過ぎない!伝説を築きさらなる進化をとげる彼のピッチングを全国の視聴者に伝えます!数々の奪三振記録に、プロ野球記録最速166キロの更新も期待できる、まさに映画&コミックの世界を飛び越えて来た“規格外のニューヒーロー”が、これまた規格外の“BIGBOSS”新庄監督率いる日本ハムに挑みます。想像を超えた話題性“パーフェクト”な一戦をご期待ください!」とコメントした。

 ▽佐々木朗の完全試合 10日のオリックス戦(ZOZOマリン)で立ち上がりから160キロ台の速球を連発し、3回には自己最速タイの164キロを2度マークした。初回2死から3番・吉田正を3球三振に仕留めたのを皮切りに、プロ野球新記録となる13連続奪三振。最後は代打・杉本から空振り三振を奪い、9回105球で完全試合を達成した。史上16人目の快挙で、史上最年少の20歳5カ月、1試合最多タイの19奪三振など記録ずくめ。試合後は「しっかり松川を信じて投げられた」とドラフト1位の18歳捕手をねぎらった。

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2022年4月15日のニュース