阪神コロナ禍で2軍4試合が中止　チームの危機に平田2軍監督「ファームもしっかり準備をする」

阪神・藤田（手前）らを指導する阪神・平田2軍監督（代表撮影）
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　阪神2軍は1軍に新型コロナウイルス陽性者が出た影響などでチーム編成が困難になり、14日のウエスタン・リーグ中日戦および15日からの同ソフトバンク3連戦の計4試合が中止となった。13日に藤浪、伊藤将、江越の陽性が発表され、山本と馬場も濃厚接触の疑いで登録外。マルテや前川、高寺ら野手陣に故障者が相次ぎ、13日の同中日戦は控え野手0人で臨んでいた。

　鳴尾浜で練習を指揮した平田2軍監督は「規則がありますんで、しょうがない。他のチームも同じ条件だから」と気丈に振る舞い、開幕2軍から1軍へ送り出した岩貞や高山、加治屋を引き合いに「これからも、どういう状況になるか分からない。そのためにわれわれファームもしっかり準備をする」と力を込めた。

　実戦を離れることから16、17日はシート打撃を組み、背中の張りで離脱中の陽川も参加を予定。下半身のコンディション不良からDHで復帰予定だった原口については「火曜日（19日広島戦）は守備も守れるんじゃない」と見通しを明かした。