ヤクルト2軍移転へ 江幡専務取締役「2019年の水没が一番のきっかけ」

[ 2022年4月15日 16:47 ]

ヤクルト戸田球場(2020年3月撮影)
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 ヤクルトが茨城県守谷市との間で2軍施設の移転に関する協議、検討を開始したことを受け、球団の江幡秀則専務取締役は「スタンドが常設できないことや土地を広げられないこともあるが、2019年の台風による水没が一番のきっかけになった」と明かした。

 2軍の戸田球場は19年10月、台風19号によってグラウンドが水没し、施設等に大きな損害を受けた。また、選手やファンに対する安全面からも移転に向けて動き出すきっかけとなった。

 戸田市を中心とした埼玉県内やヤクルトの本拠地である東京都でも模索したが、土地や施設の確保が困難と判断。高速道路もあり、都内からの選手の移動も考慮し、茨城県南部に絞り込まれていた。

 江幡専務は「茨城県は(NPB球団の)保護地域ではないので、(移転が実現すれば)野球振興にも力を入れたい」と話した。

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2022年4月15日のニュース