【鈴木誠也一問一答】リーグトップタイ10打点も「全然ダメ」 初の高地に「苦しかったけど良い経験」

[ 2022年4月15日 14:05 ]

ナ・リーグ   カブス5ー2ロッキーズ ( 2022年4月14日    デンバー )

初回に適時二塁打を放つカブスの鈴木誠也(AP)
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 カブスの鈴木誠也外野手(27)が14日(日本時間15日)、デンバーでのロッキーズ戦に「5番・右翼」で先発出場。第1打席で6試合連続安打となる左中間適時二塁打を放ち、リーグトップタイの10打点をマークした。この日は4打数1安打で、チームは5-2でロッキーズを下した。

 初回、ロッキーズの先発でメジャー通算40勝を挙げている左腕・フリーランドの投球をとらえ、左中間適時二塁打で3点目を追加。昨年オールスターゲームの本塁打競争で連覇を果たした強打者・アロンソ(メッツ)に並ぶリーグトップタイとなる10打点、5試合連続打点を記録した。

 3回の第2打席は敵失で出塁。1死一、三塁とチャンスを広げたが、6番・ゴームズの右飛で飛び出し、一塁へ戻り切れずに併殺となった。第3打席は二飛、第4打席は空振り三振だった。

 右翼守備では4回に二塁マドライガルとお見合いして打球を取りそこね、安打を許す場面もあったが、先発のスティールが踏ん張って無失点に抑えた。

 試合が行われたロッキーズの本拠地、クアーズ・フィールドは標高約1600メートルの場所にあり、初プレーとなった鈴木は「思ったより苦しかった」。さらにメジャーで初のナイターゲームともなり「いい経験ができている」と振り返った。

 試合後の一問一答は以下の通り。

――勝利に貢献する打点を挙げた。
 「全然ダメですね」

――反省点の方が多い?
 「はい、ですね」

――初ナイター、高地での初プレー、走塁と守りにミスが出た。
 「自分のミスなんで次はないようにしっかり気を引き締めてやりたいなと思います」

――チーム4勝の中で10打点。
 「いや、みんなに助けてもらっていますので、しっかり今日みたいなことがないように頑張りたいなと思います」

――試合前、ノックを受けた時に息が苦しそうに見えた。
 「思ったより苦しかった。あんまりこういうところでやったことないんで、いい経験ができているなという感じ」

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