巨人・切り替えの重要性 元木ヘッド「見極めて」 桑田投手チーフ「やり返してもらいたい」

[ 2022年4月15日 22:45 ]

セ・リーグ   巨人1-4阪神 ( 2022年4月15日    甲子園 )

<神・巨>5回、佐藤輝(手前左)の逆転2ランホームランに静まりかえる巨人ベンチ(撮影・椎名 航)
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 打線は相手を上回る8安打を放ちながらも1得点。投手陣も2発の2点弾を浴びるなど、投打がかみ合わなかった。開幕17戦1勝の相手に完敗し、首位陥落。巨人・元木大介ヘッドコーチ(50)と桑田真澄投手チーフコーチ(54)はともに切り替えの重要性を口にした。

 初回に先制点こそ上げたが、その後は拙攻続き。4回無死一、二塁、6回1死一、二塁の好機を逃し、阪神先発・青柳をとらえきれなかった。1番・吉川が3安打、3番・ポランコ、4番・坂本がともに2安打を放ったが、6番・ウィーラー以下が無安打と打線のつながりを欠いた。元木ヘッドは「ちょっとボール球を振らされてたなというのがあったから。ストライクゾーンをしっかり振って、見極めて」と振り返った。

 投手陣は先発・菅野が6回1/3を2失点と粘ったが、8回から3番手として登板した畠がロハス・ジュニアに決定的な2点弾を許した。桑田投手チーフコーチは菅野について「微調整しながら、うまくゲームをつくったと思います。先発は6回3失点を目標に頑張ろうと言っているので、そういう意味では本当にきょうはナイスピッチングだったと思います」と評価。畠については「この世界、やられた時から、そこからどうやって起き上がってくるかがすごく大事だと思うので、またしっかりと起き上がってやり返してもらいたいなと思います」と奮起を求めた。

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