オリ・吉田正 一丸でコロナ禍乗り越える「力を合わせていけるように」15日から西武3連戦で再開

[ 2022年4月15日 05:30 ]

マスクをしてアップをする吉田正(右)と山本(中央)(撮影・平嶋 理子)
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 新型コロナウイルス陽性者が相次ぎ、チーム活動を停止していたオリックスが14日、本拠地の京セラドーム大阪で全体練習を再開した。11~13日に実施したPCR検査で隔離療養者を除くチーム関係者の陰性が3回連続で確認されたことで、15日からの西武3連戦の開催にこぎ着け、選手会長も務める主砲の吉田正は一丸姿勢で苦境を乗り越える構えを示した。

 「今回こういう状況になってしまったが、自分も含めて、一人が抜けると大きなことにつながってしまう。みんなで力を合わせるためにも、一人でも離脱者が少なく、プレーできたらと思います」

 7日以降、選手ら計12人の陽性が続々と判明。10日のロッテ戦で佐々木朗に完全試合を許した直後に若月の陽性が判明してチームとしての活動停止が決まり、12日からの楽天3連戦が延期された。

 若月に加えて伏見、頓宮も離脱中で“捕手問題”が深刻。松井、ドラフト3位・福永も含めた総力戦が予想され、吉田正は「選手も必死にプレーすると思う。全員は帰って来ていないけど、力を合わせていけるように」と力を込めた。

 先発ローテーションも組み替えた。15日は開幕から木曜日に登板してきた山崎福が中7日で先陣を切り、山岡が16日に向かう見込み。シーズン19連勝が懸かる山本は前回9日のロッテ戦から中9日を空ける形で19日のソフトバンク戦(京セラドーム)に回る見通しだ。(湯澤 涼)

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