カブス・誠也、26日ロッキーズ戦でオープン戦初陣「こんなに早く試合に出られるとは」

[ 2022年3月24日 07:28 ]

<カブスキャンプ>囲み取材に応じる鈴木 (撮影・光山 貴大)
Photo By スポニチ

 カブス・鈴木誠也外野手(27)のオープン戦デビュー戦が25日(日本時間26日)に行われる本拠地スローンパークでのロッキーズ戦に決まった。23日(同24日)、デービッド・ロス監督が右翼手での出場と合わせ発表した。

 鈴木は「楽しみ。こんなに早く試合に出られると思っていなかった。いろんな人にサポートしてもらい、いい環境でやらせてもらっている。いい状態でコンディションもいい。本当に嬉しい」と笑顔を見せた。

 ライブBPでは左右2人のメジャーリーガーと対戦。メジャー通算20勝左腕ダニエル・ノリスからは四球、見逃し三振の後に中前打と右前打を放った。右腕ロバート・セルマンからは四球と右前打で4打数3安打2四球。18日の合流初日からは通算で16打数7安打3四球で打率・438。NPB9年間で通算・317を残した実力の片鱗を見せた。

 鈴木は現在の打撃状態について「いいとは思わない。でも課題は1日1日クリアできて、また新たな課題が毎日できている。そう言った意味ではいいのかなと思う」と話した。

 シートノックでは右翼に入り機敏な動きを見せた。同時に二塁、本塁へと正確で強い送球も披露。アリゾナの乾燥気候は投手だけでなく、1年目の野手にも厄介なものだが「みんなに聞いても滑るって言っている。僕だけじゃないんであんまり気にしていない。それでもコースだけは間違えずに。あんまりいいボールは自分の中ではいっていないが、コース自体はずれていない」と感覚を口にした。練習後は本拠地で行われているアスレチックス戦をベンチから観戦した。

続きを表示

この記事のフォト

2022年3月24日のニュース