浦和学院が8強一番乗り! “浦学のコナン”宮城が圧巻10Kで7回零封

[ 2022年3月24日 13:12 ]

第94回選抜高校野球大会第6日第2試合 2回戦   浦和学院7-0和歌山東 ( 2022年3月24日    甲子園 )

<浦和学院・和歌山東>3回表終了後、ベンチに戻って笑顔を見せる浦和学院・宮城(左は森監督)(撮影・坂田 高浩)
Photo By スポニチ

 第94回選抜高校野球大会第6日は24日、阪神甲子園球場で行われ、第2試合から2回戦に突入した。第2試合では浦和学院(埼玉)が和歌山東(和歌山)を7-0で下し、8強に一番乗りした。

 浦和学院が投打で圧倒した。まずは初回、無死二、三塁から相手の暴投、4番・鍋倉の中前適時打で2点を先制。さらに2回に1点、5回にも3番・金田の今大会第2号となる右越えソロなどで2点を加える。終盤にも追加点を奪うなど、自慢の打線が爆発した。

 投げては初戦の大分舞鶴戦で13K完封の“浦学のコナン”宮城が、この日も三振の山を築いた。5回まではノーヒットピッチング。6回に無死一、二塁と初めて得点圏に走者を背負ったが、後続をピシャリ。7回を投げて被安打2、10K無失点の快投だった。

 全ての面で前向きにという思いを込めた「超攻撃野球」の看板に偽りはない。目指すは2年生エースの小島和哉(ロッテ)を擁して初優勝した13年選抜以来となる日本一だ。

 浦和学院は27日の第1試合で、九州国際大付(福岡)-広陵(広島)の勝者と対戦する。

 ◇宮城 誇南(みやぎ・こなん)2004年(平16)9月5日生まれ、沖縄県出身の17歳。喜名小2年から野球を始める。読谷中時代は読谷ボーイズに所属。浦和学院では1年秋から背番号1でベンチ入り。好きな言葉は「なんくるないさ」。1メートル73、73キロ。左投げ左打ち。

続きを表示

この記事のフォト

2022年3月24日のニュース