大阪桐蔭 4度目の春頂点へ初戦突破! 川原が粘りの1失点完投

[ 2022年3月24日 10:48 ]

第94回選抜高校野球大会第6日第1試合 1回戦   大阪桐蔭3-1鳴門 ( 2022年3月24日    甲子園 )

<大阪桐蔭・鳴門>初回2死、井川を空振り三振に抑え、雄叫びをあげる大阪桐蔭・川原(撮影・坂田 高浩)
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 第94回選抜高校野球大会第6日は24日、阪神甲子園球場で1回戦が行われた。第1試合では3年連続13回目出場の大阪桐蔭(大阪)が9年ぶり9回目出場の鳴門(徳島)を3-1で下した。

 1回戦最後の登場となった強豪が、待ってましたとばかりに躍動した。スコアが動いたのは3回。2死二塁で2番・谷口が先制の中前適時打を放つ。さらに2死一、二塁として4番・海老根が右前適時打。2点を奪って、試合の主導権を握った。

 投げては先発・川原が快投した。6回まで被安打3。7回に初の連打を浴びて1点を失ったものの、同点は許さず。直後の8回に待望の追加点をもらうと、そのまま9回まで投げ切って、堂々の1失点完投だった。

 平成の時代に2度の春夏連覇を果たした名門だが、昨年の選抜では初の初戦敗退。夏も2回戦で涙を飲んだ。それだけに今年こその思いは強い。目指すは一つ、4度目の春の頂点しかない。

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