阪神・中野 “鳥谷ロード”誓う 開幕スタメン決定的 143試合フル出場し最後までショートを守り抜く

[ 2022年3月24日 05:30 ]

遊撃で守備練習をする阪神・中野(左奥は木浪)(撮影・坂田 高浩)
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 開幕スタメンが決定的な阪神・中野が全試合出場を誓った。下肢のコンディション不良で出遅れ、今春キャンプは高知安芸スタート。オープン戦は3試合の出場ながら、新人で盗塁王を獲得した昨季の実績もあり、滑り込みで「開幕遊撃手」の座を射止めた。

 「去年は開幕スタメンを獲れなかったですし、今年にかける思いというのも強いので、出遅れはあったんですけど何とかここからしっかりとチームに貢献できるように」

 オープン戦最終戦となった20日のオリックス戦は昨季の指定席だった2番でフル出場。守備、走塁でも軽快な動きを見せ、下肢の不安を一掃した。

 憧れの先輩でもある元阪神・鳥谷氏は、プロ2年目の05年に初めて全試合出場を果たし、17年まで実に13年間それを続けた。中野も「143試合全部フルで出たいと思っていますし、本当に最初から最後までショートを守り抜きたいって気持ちは強い」とやる気十分。プロ2年目も打って、守って、走ってフル回転する。(山添 晴治)

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2022年3月24日のニュース