日章学園中・南沢 6回14K零封で初戦突破「みんなのおかげ」

[ 2022年3月24日 05:30 ]

スポニチ主催文部科学大臣杯第13回全日本少年春季大会第2日 ( 2022年3月23日    静岡市草薙総合運動場硬式野球場ほか )

<日章学園中・深川中>6回を投げ14奪三振で無失点に抑えた日章学園中(宮崎)の南沢主将
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 静岡県内の8球場で1回戦の15試合が行われた。創部8年目で全国制覇を狙う日章学園中(宮崎)は6―0で、初出場の深川中(北海道第2)に勝利。笠懸南中(群馬)は長者中(青森)に4―3の逆転サヨナラ勝ちで初出場対決を制した。このほか富士学苑中(山梨)などが勝ち上がった。24日は、2回戦の16試合と3回戦の8試合が行われる。

 日章学園中先発の南沢主将が6回2安打無失点の好投。無四球で14三振も奪った。直球と落ちるスライダーを織り交ぜ、相手打線を圧倒。打者でも死球で出塁した4回に二盗に成功し、波多野の右翼への三塁打で先制のホームを踏んだ。南沢は「打たせようと投球した結果が勝ちにつながって良かった。0点に抑えられたのも、みんなのおかげ」と感謝した。

 ≪笠懸南中 栗原サヨナラ打≫ 笠懸南中は1点を追う最終の7回無死一、二塁で、新2年生の4番・栗原が左翼に走者一掃の逆転サヨナラ適時打=写真。チームの大会初勝利に貢献した栗原は「気持ちで打った」と興奮気味に振り返り「先輩が連れてきてくれた全国の舞台。一勝でも多くできるように頑張ります。次も一本でも多く打ち、チームを盛り上げたい」と今後を見据えた。

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2022年3月24日のニュース