中日・大野雄 OP戦ラスト登板は3回3安打無失点 巨人との25日開幕戦へ“上々仕上げ”

[ 2022年3月18日 19:25 ]

オープン戦   中日―楽天 ( 2022年3月18日    バンテリンD )

<中・楽OP戦>力投する中日先発の大野雄(撮影・椎名 航)
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 中日の開幕投手が決定している大野雄大投手(33)が18日、楽天とのオープン戦(バンテリンD)に先発。3回3安打無失点で降板し、巨人との開幕戦(25日、東京D)へ向け弾みをつけた。

 大野雄は初回、1死一、二塁といきなり得点圏に走者を背負うも4番・島内を内角高め144キロのストレートで捕邪飛、続く5番・マルモレオスを外角低め135キロのフォークで見逃し三振に打ち取り無失点で切り抜けた。

 2回も2死二塁とされるも9番・安田を真ん中やや高め132キロのフォークで中飛に打ち取り無失点。3回も同じく1死二塁と得点圏に走者を背負うも3番・浅村を内角への“クロスファイヤー”143キロのストレートで見逃し三振。続く島内は四球となってマルモレオスを内角135キロのフォークで一ゴロに封じ、この回でマウンドを降りた。

 大野雄は打者14人に対し54球を投じ、被安打3、奪三振2、与四球2という内容。3回とも得点圏に走者を背負うなど“完調”とはいえなかったが、要所を締める貫禄の投球。オープン戦は4試合で防御率1・93と安定感を見せこのまま1週間後に迫る25日の巨人戦(東京D)に向かうことになった。

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2022年3月18日のニュース