オリックス・由伸 最速156キロで6回途中1失点「次は開幕戦なので、しっかりやりたい」

[ 2022年3月18日 20:09 ]

オープン戦   オリックス―阪神 ( 2022年3月18日    京セラD )

<オープン戦 オ・神> 6回2死一塁、降板した山本(左)を迎える吉田正 (撮影・平嶋 理子)
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 開幕投手最有力のオリックス・山本が5回2/3を1失点。最速156キロを計測し6三振を奪うなど、順調な仕上がりを示した。

 初回先頭の近本をフォークで空振り三振に仕留めると、続く島田を中飛、最後はマルテを遊直。圧巻は2回先頭の佐藤輝と対峙(たいじ)した場面。1ボール2ストライクからの4球目、外角に逃げるように沈むフォークで空振り三振に斬った。試合前まで8打席連続出塁を記録していた大砲を手玉に取った。

 昨年11月末の日本シリーズまで投げ抜いた蓄積疲労を考慮され、2月24日に実戦形式のライブBPに初登板するなど段階を踏んで調整。3月5日のDeNAとのオープン戦で今春初実戦し2回1失点。前週12日の巨人戦は5回無失点だった。

 山本は4回、佐藤輝に中越え適時三塁打を許したが最少失点で切り抜けた。6回途中を1失点、94球で開幕前ラスト登板を終えた。

 ▼オリックス・山本 「前回、前々回と立ち上がりが悪かったので、最初から強いボールを、と思っていました。初回3者凡退で、いい入りができたと思います。途中、納得のいかないフォームで、バランスを崩してしまいましたが、次の試合は開幕戦なので、しっかりやりたい」

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2022年3月18日のニュース