巨人・菅野3被弾 開幕前最後の登板も本来の投球できず5回4失点「思い描いていた結果にはならなかった」

[ 2022年3月18日 20:57 ]

オープン戦   巨人ーロッテ ( 2022年3月18日    東京D )

<巨・ロ>5回2死、平沢(左)にソロホームランを浴びた菅野(撮影・森沢 裕)
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 巨人の菅野智之投手(32)が18日、ロッテ戦(東京ドーム)に先発し、3被弾を浴びて5回4失点と、開幕前最後の実戦登板でも不安を残す結果となった。

 開幕まで残り1週間。前回11日のオリックス戦で4回6失点だった菅野は、開幕前最後の実戦登板でも本来の投球ができなかった。初回、簡単に2死を奪ったものの、3番・中村に外角低めのツーシームを左翼席に運ばれて先制を許した。

 2回には先頭の5番・レアードには初球の真ん中に入ったカットボールを泳ぎながらも左翼席に運ばれて2失点目。それでも、後続は2三振を奪うなど、最少失点でしのいだ。3回は2三振を奪い、この試合初めての無失点に抑えた。

 だが、4回は先頭に四球を与えると、続く打者には死球と制球が乱れて無死一、二塁のピンチを招いた。その後2者連続三振で2死を奪ったが、7番・平沢に見送ればボールという外角低めのフォークを左前打に運ばれて3点目を失った。

 さらに5回には2死無走者から2番・藤原に甘く入ったカットボールを右翼席へ運ばれ、この日3被弾目。菅野は5回を投げて6三振を奪ったものの、3被弾を含む4失点でマウンド降りた。

▼菅野 思い描いていた結果にはならなかったが、前回同様いい部分と悪い部分がはっきり出てしまった。結果にこだわって上がったマウンドだったが、こういう形になって悔しい思いもあるし、不安な部分もある。でも時間は待ってくれない。来週の25日、開幕するので、まあしっかり精いっぱい時間を使って、開幕に臨むしかないです

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2022年3月18日のニュース