阪神・藤浪「青柳さんが一番悔しい。良い流れでつなげたい」　開幕投手“代行”へ先輩の思いも背負う

オープン戦   阪神3－2オリックス （ 2022年3月18日    京セラD ）

＜オ・神＞5回2死三塁、大里のスイングをアピールし、空振り三振に抑えた藤浪（撮影・坂田　高浩）
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　2年連続の開幕投手を務めることが決まった阪神・藤浪は、内定しながらコロナ陽性で無念の離脱となった先輩・青柳への思いも口にした。

　「青柳さんが一番悔しいでしょうし。青柳さんが悪いわけではないので。（開幕して）2週目以降、戻ってきてくれると思うのでそれまで良い流れでつなげたいなと思います。そういう話をしました」。

　この日の登板前には青柳からラインで「ごめんね、頑張ってね。申し訳ない」とメッセージが届いたという。1週間後の本番と同じマウンドでの最終調整は5回4安打2失点の内容。「本当にちょっと微調整というか、微妙なタイミングだと思うので。何とか修正、もちろんしないといけないですし、できると思います」と自信を口にした。

　高校時代から様々な経験をしてきた背番号19。急転直下の大役にも「当日になったら吐くぐらい緊張しているかもわからないですけど。でも、落ち着いて入れるのかなと思えているのはある程度、いろんな経験させてもらって良い経験しているおかげかなと思います」とうなずいた。