阪神・中野 1軍復帰で即決勝の適時三塁打「何とか1本出てよかった」 開幕遊撃滑り込みへ視界良好

[ 2022年3月18日 22:54 ]

オープン戦   阪神3-2オリックス ( 2022年3月18日    京セラD )

<オープン戦、オ・神>8回無死、吉田正の遊ゴロをさばく遊撃手・中野(右は二塁手・小幡)(撮影・坂田 高浩)
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 阪神・中野が下肢のコンディション不良から「9番・遊撃」で1軍復帰。同点の7回に勝ち越しの適時三塁打を放ち、万全をアピールした。

 「1本出したいなって気持ちはありましたし、アピールしないといけない立場っていうのは変わらないので、何とか1本出てよかった」

 2―2の7回1死三塁。比嘉の内角スライダーを引っ張り、一塁線を破った。中野は迷うことなく二塁を駆け抜けて一気に三塁へ。今春初の適時打で結果を残し、矢野監督からも「いいポイントで打ってるし、拓夢らしさっていうのは出してくれたかなと思う」と称えられた。

 11日の2軍・中日戦で実戦復帰した中野は練習試合も含めて6試合に出場して調整を進めてきた。木浪、小幡らが遊撃争いを展開する中で「正直、同じポジションの人であったりの結果は常に気になっていた。焦りもあった」というが、開幕にスタメンに向け残り2試合で猛アピールを期す。

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2022年3月18日のニュース