センバツ雨天順延 和歌山東・此上平羅主将「同じ近畿の代表として…」

[ 2022年3月18日 11:37 ]

甲子園球場
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 18日に開幕予定だった第94回選抜高校野球大会は、雨天のため開会式と1回戦計3試合が19日に順延となった。午前6時45分に大会本部が発表した。

 この日行われる予定だったのは開会式と浦和学院(埼玉)―大分舞鶴、和歌山東―倉敷工(岡山)、クラーク(北海道)―九州国際大付(福岡)の3試合。

 春夏通じ初出場の和歌山東は甲子園球場の室内練習場で約2時間、守備練習と打撃練習で汗を流した。07年に県和歌山商(現和歌山商)を選抜に導いた米原寿秀監督は「非常に落ち着いて練習できていました。室内練習場で練習させていただけましたので、経験という意味でも良かったのかなと思います」と話し、仕上がりに手応え。

 此上平羅主将(3年)は「この日のために調整してきたので少し残念な気持ちもありますけど、1日延びた分自分たちがレベルアップできる日というとらえ方をしたい」とポジティブに変換。昨秋近畿大会準々決勝で破った京都国際が前日に新型コロナウイルス集団感染で出場辞退したことについては「コロナということで自分たちも意識していかないといけない。同じ近畿の代表として(京都国際の分も頑張りたいと)すごく思います」と話した。

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2022年3月18日のニュース