阪神・佐藤輝、中野の2年目コンビが躍動 今春初の関西ダービーに勝利 中継ぎ陣も安定感光る

[ 2022年3月18日 21:18 ]

オープン戦   阪神3-2オリックス ( 2022年3月18日    京セラD )

<オープン戦、オ・神>終了後、喜びを分かち合う(左から)佐藤輝、中野、小幡(撮影・坂田 高浩)
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 阪神は投打がかみ合い今春初の関西ダービーに勝利。打線では下肢のコンディション不良から1軍復帰した中野が勝ち越しの適時三塁打を放ち、先発の藤浪も5回2失点にまとめるなど、1週間後に迫った開幕へ明るい光をともした。

 打線は0―1の4回2死一塁で佐藤輝が、オリックスのエース山本の128キロカーブを捉え、中越えに適時三塁打を放った。昨季は公式戦でも三塁打はなかったが“プロ初三塁打”で反撃ののろしをあげた。1―2の7回は1死一塁から梅野が左中間に同点の適時三塁打を放つと、続く中野も一塁線を破る勝ち越しの適時三塁打で開幕・遊撃スタメンへアピールした。

 課題の一つに挙がる中継ぎ陣では8、9回を任されることが濃厚な岩崎とケラーが初リレー。7回から登板した岩崎が1回無失点に抑えると、バトンを受けたケラーもきっちり零封。9回は斎藤が3人で抑え、試合を締めた。

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