ソフトB育成・藤井 古巣相手に1回無失点の好投!千賀は7回1失点で開幕へ万全態勢

[ 2022年3月18日 21:11 ]

オープン戦   ソフトバンク5ー1広島 ( 2022年3月18日    ペイペイD )

オープン戦<ソ・広>ソフトバンク2番手の藤井(撮影・岡田 丈靖)
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 ソフトバンクは3年ぶりの開幕投手を務める千賀が7回6安打1失点の開幕戦へ快投。千賀が降板後、2番手でマウンドに上がった育成の藤井が1回23球を投げて、1安打無失点の好投を見せた。

 3年ぶりの開幕投手へ最後のオープン戦となった千賀は3回まで無安打投球を見せた。味方の援護もあり2―0で迎えた4回1死三塁で小園に右前適時打を浴びて1点を失った。7回90球を投げて、6安打1失点8奪三振の開幕へ万全状態で降板した。

 千賀が降板して4―1の8回から2番手でマウンドに上がったのは育成右腕・藤井皓哉。20年オフには広島を戦力外になり、昨季は四国アイランドリーグplusの高知に所属し、昨年12月にソフトバンクと育成契約を結んだ。育成ながらも快投を続けてここまでオープン戦で1失点。14日に藤本監督が「もう、大丈夫です。中継ぎで、あれだけの球を投げてね。当然、会社にも、お願いをしてね」と話し、開幕1軍&支配下登録が決定的となっている。

 古巣との対戦となった藤井は先頭の宇草から見逃し三振を奪ったが、続く西川に四球を与え、さらに菊池に右安を浴びて1死一塁、二塁のピンチを招く。しかし小園から見逃し三振、松山を右飛で打ち切ってピンチを切り抜けて支配下登録へ猛アピールとなった。9回は今季中日からFAで加入した又吉が無失点で抑えて試合を締めた。

 打線は0―0の3回に三森の2ランで先制。2―1となった4回に甲斐に中前適時打で2点追加、さらに8回にもグラシアルのレフトへの適時二塁打で加点してチームは勝利した。

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