阪神・森木 最速151キロで大学生圧倒!センバツ出場の後輩にエール「自分たちの野球をやって」

[ 2022年3月18日 05:30 ]

プロアマ交流戦   阪神7-1大商大 ( 2022年3月17日    鳴尾浜 )

2回無失点の好投を見せた森木
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 阪神のドラフト1位・森木(高知)が今春選抜に出場する母校の後輩たちへ、エール代わりの熱投を展開した。

 大商大戦に5番手としてプロ2度目の実戦登板。「今日はある程度(ストライク)ゾーンで強いボールは投げられた」と振り返ったように、最速151キロを計測した直球主体に大学生を圧倒した。

 8回はクイック投法も交えて打者のタイミングをズラし、3人の打者を全て内野ゴロに料理。9回は無死一、二塁のピンチを背負ったが、三振と三ゴロ併殺で窮地を脱した。プロ最長の2回を投げ1安打無失点。11日の教育リーグ・中日戦に続き、潜在能力の高さを存分に見せつけた。

 「すごい楽しみですし、大きく期待はしすぎないで、自分たちの野球をやってくれたらいいかなと思います」

 エールは、プレーだけではない。大会3日目第3試合で登場する母校へ、サプリメントを差し入れ。「小さいスティックのやつが1箱20袋入ってるのを20箱です」。自ら選び、後輩たちに還元した。

 次回は22日からのウエスタン・リーグのオリックス3連戦で3イニング程度を予定。森木自身も甲子園のマウンドに立つ日を目指し、一歩ずつ歩みを進める。 (石崎 祥平)

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2022年3月18日のニュース