中日開幕投手の大野雄「気合マックスで炎のピッチングをしたい」　25日巨人討ちへ向け闘志

オープン戦   中日1－1楽天 （ 2022年3月18日    バンテリンD ）

＜中・楽OP戦＞2回、力投する大野雄は、両手を挙げタイムを取る（撮影・椎名　航）
Photo By スポニチ

　中日の開幕投手を務める大野雄がオープン戦最後の登板で3回を3安打無失点と好投した。

　「やることはやったんで、あとはシーズンが始まってからしっかり1年間投げられるようにしたい」

　前回11日の阪神戦（甲子園）で6回83球を投げ、最終調整のこの日は余力を残して54球で降板。それでもピンチでは力強い球で打者を押し込み得点を許さなかった。

　オープン戦は4試合に登板して14回を投げ12安打3失点、防御率1・93。上々の試運転を終えて1週間後の25日の開幕・巨人戦（東京ドーム）を迎える。

　立浪監督初勝利の期待も背負うエースは「自分が最初にマウンドに立つので“こういう形で1年戦っていきすよ”というのを見せられたらいい。気合マックスで炎のピッチングをしたい」と表情を引き締めた。