巨人、劣勢はね返した! 岡本和が朗希撃ち満弾、ウィーラーが勝ち越しV弾 ドラ1・大勢がプロ初S

[ 2022年3月18日 21:20 ]

オープン戦   巨人7―5ロッテ ( 2022年3月18日    東京D )

<オープン戦 巨・ロ>5回2死満塁、岡本和(右から2人目)は逆転グランドスラムを放ち、(左から)松原、湯浅、大城の出迎えを受ける (撮影・森沢裕)
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 巨人は18日に本拠地・東京ドームでロッテと対戦し、7―5で勝利した。

 巨人の先発は開幕投手を任されている菅野。初回に中村、2回にレアード、5回には藤原に本塁打を浴びるなど3被弾を含む5回4失点。前回登板オリックス戦の4回6失点から修正はできず、開幕前最後の登板も不安を残す結果となった。また、6回に登板した昨季19セーブを挙げたビエイラは1死も奪えずに降板するなど、開幕まで残り1週間となった状況で課題を残した。それでも、その後の今村は最少失点の1失点で切り抜け、畠、デラロサ、ドラフト1位の大勢が無失点に抑えるなど収穫もあった。9回に登板した大勢はプロ初セーブとなった。

 不安を残した投手陣とは対照的に打線は劣勢をはね返した。1―4の5回、2死満塁の好機で打席に立った岡本和。上半身の違和感で2試合欠場していたが、ロッテ先発・佐々木朗が投じた159キロのストレートを完璧に捉えてバックスクリーンに運んだ。一時逆転となる満塁本塁打を含む2安打4打点。5―5の同点に追いつかれて迎えた6回、先頭のウィーラーが2番手・小沼の初球ストレートを左中間席に運ぶ勝ち越し弾を放った。

 7回には、この日に1軍昇格した湯浅が左中間を破る二塁打を放った。続く途中出場の松原が右前打で一、三塁と好機を広げると、ロッテバッテリーのミスで貴重な1点を追加して勝負を決めた。

 また新助っ人の2人も上々の仕上がりを見せた。「3番・右翼」で来日初出場したポランコは2打席連続三振も、3打席目に13球粘って四球を選んで岡本和の満塁本塁打を呼んだ。「7番・左翼」で出場したウォーカーは3打席目に来日初安打となる中前打を放つなど勝利に貢献した。

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2022年3月18日のニュース