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明秀学園日立の新エースを狙う岡部真之佑 豪快な投球フォームのお手本は常総学院の快速右腕・大川慈英

[ 2022年1月22日 20:46 ]

「常に上を向くことを意識している」という岡部(撮影・柳内 遼平)
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 昨秋の関東大会で初優勝し、今春のセンバツ出場が確実な明秀学園日立(茨城)が19日に高萩市内のグラウンドで行われた練習を公開した。昨秋の公式戦では3イニングの登板に終わった最速140キロ右腕・岡部真之祐(2年)はブルペン入りし「自分のフォームを意識して投げました。良い感覚で投げられています」と手応えを語った。

 1メートル79、81キロの右腕は楽しむように白球を投げ込んでいく。しなやかに腕を振り切り、大きく右足を蹴り上げる豪快なフォーム。スピンの効いた直球は低めでも伸びがあり、打者の手元で鋭く落ちるスプリットも強力だ。初の甲子園となるセンバツを見据え「全国レベルのチームはどこも打撃が良い。直球は常時140キロ台を目指している。変化球も直球のスピードに近づけていきたいです」とさらなる進化を誓った。

 躍動感あふれる投球フォームが快速球を生む。お手本は常総学院で昨年のセンバツに出場した右腕・大川慈英(3年)だ。昨年の春季茨城大会準々決勝で常総学院にサヨナラ負けを喫した。9回から救援した大川は最速で144キロを計測した直球を軸にわずか8球で明秀学園日立打線を3者凡退に仕留めた。ベンチ外でスタンドから見守った岡部は「伸びる真っすぐをマネしたいと思いました」と衝撃を受けた。大川のように踏み出していく左足を強く地面につき、反動で右足を蹴り出していくフォームに改良すると、直球の威力は増した。

 昨秋の関東大会、明治神宮大会はエースの最速142キロ右腕・猪俣駿太(2年)が全試合に先発した。岡部は「頼りっぱなしで迷惑をかけたが、ここからは競争です。背番号1を取ってチームを引っ張っていきたい」と誓った。

 昨秋に初の関東制覇を成し遂げ「打撃のチーム」といわれた明秀学園日立。投手陣の競争激化がチーム力の底上げにつながる。(柳内 遼平)
 
 ◇岡部 真之佑(おかべ・しんのすけ)2004年9月27日生まれ、神奈川県横浜市出身の17歳。小1から「シャークス」で野球を始める。岩井原中では「横浜南ボーイズ」に所属。明秀学園日立では2年秋からベンチ入り。好きなチームは阪神。遠投112メートル。50メートル走6秒5。1メートル79、81キロ。右投げ右打ち。
 
 ▽甲子園の思い出 (5歳の時に甲子園で阪神―広島戦を観戦)こんなに広いのに9人しか立てないんだなあと思いました。

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