あいみょんに登場曲おねだり! ソフトBのドラ3・木村「一つのモチベーションにして頑張っている」

[ 2022年1月22日 05:30 ]

ソフトバンク・木村
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 “推し”に認められたい!ソフトバンクのドラフト3位・木村大成投手(18=北海)が大ファンの人気歌手「あいみょん」にオリジナル登場曲をおねだりした。チームでは石川柊太投手(30)が「ももいろクローバーZ」の推しメンバー、佐々木彩夏にオリジナル登場曲を提供してもらっており、活躍次第で可能性は十分。最速150キロ左腕が、夢のマッチングを信じて腕を振る。

 新人合同自主トレではピンクのランニングシューズを履き、キュートな表情が印象的な木村が、「マリーゴールド」などのヒット曲で人気の歌手「あいみょん」にオリジナル登場曲をおねだりした。

 「活躍すれば、認知していただいて、会えるかもしれない。一つのモチベーションにして頑張っている部分はあります」と“推し”の存在が心の支えになっていることを明かした。

 きっかけは地元・北海道北広島市で行われたラジオ公開収録。当時、中学3年生だった木村は、あいみょんの美貌と美声に心を奪われ、大ファンになった。一番好きな曲は昨年10月にリリースされ、ドラマ主題歌になった「ハート」だという。チームでは石川がアイドルグループ「ももいろクローバーZ」の大ファン。公言を続けたことで推しメンバーの「あーりん」こと佐々木彩夏が歌うオリジナル登場曲を提供してもらっている。木村も登場曲にあいみょんソングを使用する予定で、「盛り上がる、明るい曲にしたい」と選曲中だ。

 最速150キロの直球とキレのあるスライダーが武器の本格左腕。野球の話題になると、表情が一変した。「将来的には40歳近くまで、息の長い選手になりたい」と語った。今季41歳を迎える和田を目標に掲げ、「小さい頃からテレビで見て、かっこいいと思っていた。機会があれば話を聞きたい」とベテラン左腕の投球術を学び、引き出しを増やす。

 愛称は「大成」の「たい」とあいみょんを組み合わせた「たいみょん」。18歳のルーキーは「会いたい気持ちはあるけど、まずは野球が一番」と土台づくりに励む。1年目に種をまき、いつか汗という水で鮮やかなマリーゴールドを咲かせる。(福井 亮太)

 ◇木村 大成(きむら・たいせい)2003年(平15)9月12日生まれ、北海道北広島市出身の18歳。小1で野球を始める。北広島東部中では軟式野球部。北海では1年春からベンチ入り。3年時に春夏の甲子園に連続出場。最速は150キロ。1メートル81、78キロ。左投げ左打ち。

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