阪神 終盤の好機で若手が「ブレーキ役」に 矢野監督「調子よく1年間やることは簡単ではない」

[ 2021年7月1日 21:51 ]

セ・リーグ   阪神1ー6ヤクルト ( 2021年7月1日    甲子園 )

<神・ヤ(12)> 7回2死二塁、阪神・中野は三振に倒れる (撮影・平嶋 理子)                           
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 阪神にとっては、終盤の逸機が痛かった。同点に追いつかれた直後の7回、2死から大山が左翼線への二塁打を放ち、勝ち越しの好機。だが7番・中野が1ボール2ストライクからの138キロフォークに空振り三振にたおれ、最後まで奥川を攻略することができなかった。

 「まあ、もちろん調子(よく)1年間やることはそんなに簡単なことではないし。やっぱり毎日出て行く中で相手にも研究されるし、こっちも体的にもしんどくなってくるところだと思うし、そういうのは経験してみないと分からない。バッティングの技術というよりもそっちなのかなと思っている」

 自己ワーストの22打席連続無安打となったドラフト6位に、矢野監督は奮起を促した。8回には先頭の梅野が中前打で出塁するも、途中から守備についていた2年目・小野寺が犠打を失敗して併殺打に。指揮官は「あそこでしっかりバントを決めれてたらまた流れも違うのかなとか、負けている中で要因というのはあるし。もちろんそこ(救援陣)に負担がいくし」と言及した。

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2021年7月1日のニュース